片わな結び

絶対に「緩まない」

最大の特徴は、その固定力。一度締めれば、走っても、立ったり座ったりを繰り返しても、帯が緩んでくることがありません。アクティブな日に最適です。

運転・デスクワークに

結び目がフラット(平ら)なので、車のシートや椅子の背もたれに深く寄りかかっても痛くありません。長時間の移動や食事会でも快適に過ごせます。

左右非対称の「粋」

きっちりとした「貝の口」に対し、片方だけ輪っかを作るアシンメトリーな形状が、小慣れた雰囲気を演出。「通」好みの洒脱な結び方です。

完全図解

5分で習得。「片わな結び」4ステップ

基本は「貝の口」と同じですが、最後の仕上げだけが違います。
この「ひとひねり」が、圧倒的なホールド力を生み出します。

手順 1

長さを決めて、帯を巻く

手先の長さを取る

手先(短い方)を半分に折り、肘から中指の先+こぶし1つ分の長さを取ります。残りの帯(垂れ)を胴に2?3周巻き、最後にグッと引き締めます。

手順 2

手先を上にして結ぶ

帯を一度結ぶ

短い方(手先)を長い方の帯(垂れ)の上から被せてひと結び。緩まないよう、結び目を縦にして強く引くのがポイントです。

手順 3

垂れを折り、輪の準備

手先を折り返す

垂れを左で一回、右で一回折、長さを決めます。

手順 4

輪の中心に手先を上から持ってくる

輪を作って締める

垂れの輪の中心に手先を上から持ってき、グッと引き締めます。結余った手先を帯に仕舞います。最後に形を整え、時計回りに背中へ回して完成です。

失敗しないコツ

  • 帯の素材:角帯なら張りのある「博多織」、兵児帯なら少しハリのある素材が輪の形をきれいに保てます。
  • 輪の大きさ:輪っかは小さめが粋。握りこぶし一つ分くらいが、だらしなく見えない黄金比です。

結びやすさが変わる「三種の神器」

道具に頼るのも実力のうち。スタイルに合った帯と道具で、楽に着付けましょう。
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博多織の角帯

正絹(博多織)の角帯

「絹鳴り」がするほど締まりが良い帯は、片わな結びの輪がピンと立ち、一日中崩れません。ポリエステルとの違いは歴然です。

兵児帯

兵児帯(へこおび)

もっとラフに楽しむならこれ。柔らかな生地が片わな結びの「輪」にふんわりとしたボリュームを与え、モダンな印象になります。

メッシュの腰紐

メッシュの腰紐

帯の下は汗をかきやすい場所。夏場は通気性抜群のメッシュゴム素材を使えば、蒸れを防いで涼しく快適に過ごせます。

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