片ばさみ

背中が平らで快適

結び目が平らになるため、車の運転や居酒屋の椅子、映画館でも背もたれを気にせず座れます。「浪人結び」とも呼ばれ、日常使いに最適です。

初心者でも1分で完成

複雑な工程がなく、一度覚えれば鏡を見ずに締められます。浴衣や着物初心者こそ、この「シンプルさ」が着崩れを防ぐ近道になります。

緩まない・解けない

帯の間にタレを差し込む構造上、歩いているうちに結び目が緩む心配がほとんどありません。一日中、凛とした着姿をキープできます。

実践:片ばさみ

ステップ解説:角帯を「片ばさみ」で締める

ポイントは「手先」の長さ調節と、最後の「差し込み」。
この2点を押さえるだけで、プロのような仕上がりになります。

手順 1

手先の長さを決める

帯の手先の長さを測る

半分に折った帯の端(手先)を、肩からみぞおち程度の長さに取ります。残りの帯を腰に二巻きし、しっかりと締めます。

手順 2

タレを斜めに折り上げる

タレを折り上げる

長い方の帯(タレ)の内側へ斜めに折り込みます。手先を上に重ねてひと結びし、結び目を縦にキュッと引き締めます。

手順 3

タレを帯の間に差し込む

タレを帯の間に挟む

余ったタレを適切な長さに折りたたみ、胴に巻いた帯の間に上から差し込みます。これが「片ばさみ」の由来となる重要な工程です。

手順 4

結び目を後ろへ回す

結び目を後ろに回す

お腹をへこませ、時計回りに結び目を背中へ回します。背中心(背中の縫い目)から少し左右にずらすのが「こなれ感」を出すコツです。

粋に魅せるコツ

  • 前下がり・後ろ上がり:前はへそ下、後ろは腰の位置で。重心を低く見せるのが男の美学。
  • 緩み防止:差し込んだタレが帯の下から3cmほど覗くようにすると、摩擦でより強固に固定されます。

帯結びがもっと決まる「名脇役」

初心者こそ道具に頼るべし。着付けのストレスを解消する3つの必需品。
画像をクリックするとリンク先に飛びます。

男締め マジックベルト

男締め マジックベルト

着物や浴衣を着用時に帯を締める前に仮留めする和装小物。これ一つで時短で便利で安定です

綿 腰紐

綿100%の腰紐

帯を締める前の土台作りに必須。ポリエステルより綿の方が滑りにくく、片ばさみが一日中ズレないための「隠れた主役」です。

根付 ストラップ

飾り根付(ねつけ)

差し込んだ帯の間に引っ掛けるアクセサリー。シンプルな片ばさみのアクセントになり、大人の遊び心を演出できます。

タイトルとURLをコピーしました