今回は、まるで宙に浮いているようなおしゃれな「壁掛けテレビ台(フロートテレビボード)」をDIYする方法をご紹介します。
「壁掛けは難しそう…」と思われるかもしれませんが、今回の動画では「フレンチクリート(ドッコ式)」という技法を使うことで、壁への取り付けを驚くほど簡単に、そして水平に行えるように工夫されています。
コンセント配線も隠せる、スタイリッシュなテレビボードの作り方を解説します。
1. 完成イメージと特徴
完成するのは、床から浮かせた状態で壁に固定するテレビボードです。
- デザイン:シンプルな箱型で、配線が見えないスッキリとした見た目。
- 機能:コンセント用の穴加工済み。
- 設置方法:背板を工夫した「フレンチクリート(ドッコ式)」で、壁に引っ掛けるように固定。
2. 必要な材料と道具
動画内で使用されている主なツールと材料です。
主な材料
- 木材(天板、地板、側板用)
- 背板(取り付け金具としての役割も兼ねる)
- 仕切り板
- ダボ(10mm)
- ビス
- 木工用ボンド
- 扉用の板・金具(ローラーキャッチ等)
使用工具
- 丸ノコ(45度カットができるもの推奨)
- 電動ドリル・ドライバー
- クランプ(固定用)
- 埋木錐(ダボ埋め用)
- メジャー、指矩(さしがね)
3. 製作工程(動画ダイジェスト)
動画の流れに沿って、作り方をステップ形式で解説します。
① 木材のカット(留め継ぎ加工)
まずはテレビ台の枠となる「天板・地板・側板」をカットします。
ここでは仕上がりを美しくするため、丸ノコの刃を45度に調整し、角がピタリと合う「留め継ぎ」にしています。背板をはめ込むための溝もこの段階で掘っておきます。
木材の長さを正確に確認し、少しずつ調整しながら切るのがコツです。
② 仮組みとダボ穴あけ
カットした板をマスキングテープで仮留めして箱の形にします。
接合強度を出すために、ビスではなく10mmのダボを使用。四隅に穴をあけ、ダボ継ぎで固定する準備をします。
③ フレンチクリート(壁掛けパーツ)の作成
ここが今回の最大のポイントです。
背板となる板を、丸ノコで45度の斜めカットをして真っ二つにします。
- 上半分:テレビ台側に取り付け
- 下半分:壁側に取り付け
こうすることで、互いの斜めの切り口が噛み合い、壁に「引っ掛ける」だけで設置できるようになります。
④ 組み立て・配線加工
仕切り板には配線を通すための穴をあけておきます。
ボンドを塗り、クランプでしっかりと圧着固定。
天板と背板をビスで固定し、ダボ穴は埋木をして目立たないように処理します。
⑤ 壁への取り付け
- 壁の下地(柱・間柱)の位置を確認します。
- 壁側の背板(45度カットした下半分)を、水平器を使って真っ直ぐビス止めします。
- あとはテレビ台本体を、壁の板に引っ掛けるだけ!
石膏ボードの場合は、必ず裏に柱がある場所(下地)を狙ってビスを打ちましょう。
⑥ 扉の取り付けと仕上げ
最後に前面の扉を取り付けます。閉まり具合を調整し、ローラーキャッチをつけて完成です。
4. このDIYのポイント
この動画の素晴らしい点は、「設置のしやすさ」を設計段階で組み込んでいることです。
重い家具を壁に取り付ける際、一人で支えながらビスを打つのは大変ですが、この方式なら「壁側の板」さえ水平につければ、あとは本体を乗せるだけで済みます。
壁掛けテレビや、スッキリしたリビングを目指している方は、ぜひ挑戦してみてください。

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