「子供が新体操(またはバレエ)を始めたけれど、家での練習場所に困っている…」
「市販のバレエバーは金属製で冷たいし、木製の本格的なものは数万円もして手が出ない…」
そんな悩みを抱える親御さん、実は多いのではないでしょうか?
今回は、「ないなら作ってしまおう!」ということで、ホームセンターで手に入る木材を使って、高さ調整可能な本格的木製レッスンバーを自作しました。
姪っ子へのプレゼントとして製作したこのバー、実際に使ってみると市販品顔負けの温かみと安定感。何より、子供の成長に合わせて高さを変えられるのが最大のポイントです。
この記事では、DIY初心者でも挑戦できる、世界に一つだけのレッスンバーの作り方をレポートします。
なぜ「木製」&「自作」なのか?市販品との違い
Amazonや楽天で「バレエバー」と検索すると、1万円前後の簡易的なものから、スタジオ仕様の5万円超えのものまで様々です。しかし、安価なものは金属パイプ製が多く、冬場は冷たく滑りやすいというデメリットも。
木製DIYバーのメリット
- 手触りが良い: 木の温かみがあり、汗をかいても滑りにくい(スタジオのバーに近い感覚)。
- インテリアに馴染む: 金属製のような圧迫感がなく、リビングに置いても家具のように馴染みます。
- 圧倒的コスパ: 本格的な木製スタンドを買う半額以下の材料費で製作可能。
- 自由なサイズ: お部屋の広さや、お子様の身長に合わせてミリ単位で調整できます。
材料と道具:ホームセンターで揃うプロ仕様
今回のDIYで使用した主な材料です。基本的には105×27の間柱材(ホワイトウッド)と、手すり用の丸棒があれば作れます。
主な材料
- 土台・支柱用木材: 105×27の間柱材(ホワイトウッド)。2×4材でもok。安価で加工しやすいのが魅力。
- バー部分: 木製丸棒(直径40mm)。
- バー固定部分 木製丸棒(直径10mm)。高さを変えるための重要なパーツ。ホームセンターでばら売りされています。
- 木工用ビス: 土台の組み立てに使用。
使用した道具
- 丸ノコ(または手ノコ)
- 電動ドリルドライバー
- サンダー(紙やすり)
- メジャー、さしがね
ポイント: 木材のカットはホームセンターのカットサービスを利用すると、持ち帰りも楽で断面も垂直になり、組み立て精度が上がります。
製作工程①:木材の切り出しと墨付け
まずは木材をカットしていきます。今回は土台部分の安定性を重視し、少し長めに設計しました。
正確なカットが安定感の命。慎重に切り出します。
カットが終わったら、最も重要な「バーを通す穴」の位置を決めます。ここがズレるとバーが斜めになってしまうため、慎重にメジャーで測り、鉛筆で印(墨付け)をつけます。
製作工程②:高さ調整用の穴あけ加工
このレッスンバーのこだわりポイント、「多段階の高さ調整機能」を作るための穴あけです。
支柱となる板に、等間隔で複数の穴を開けていきます。こうすることで、子供が小さいうちは低い位置で、背が伸びたら高い位置へと、ボルトを差し替えるだけで簡単に高さを変更できます。
兄弟姉妹で共有する場合も、この調整機能があれば喧嘩になりません。
穴あけには、大きめのドリルビット(ホールソーやボアビット)を使用。バリが出ないように、裏表から丁寧に開けるのがコツです。
製作工程③:やすり掛けと組み立て
子供が触れるものなので、安全面には最大限の配慮を。カットした断面や角、そして穴の周りを徹底的にサンディング(やすり掛け)します。
「ささくれゼロ」を目指して、手で触ってスベスベになるまで磨き上げました。このひと手間が、完成度の高さを決めます。
最後はインパクトドライバーでビス止めして組み立て。土台はT字型(またはH字型)に組むことで、体重をかけてもグラつかない頑丈な作りになります。
完成!姪っ子の反応は…?
組み上がったレッスンバーがこちら!
木のぬくもりが優しい、世界に一つのレッスンバー。
早速、新体操を習っている姪っ子たちに使ってもらいました。
最初は「なにこれー?」と言っていましたが、すぐに足を乗せてストレッチを開始。姪、姉ともに「木の感じが良い!」「グラグラしない!」と大好評でした。
(なぜか途中から、「たこ神様」という謎のキャラが登場し別の遊び場になっていましたが…笑)
まとめ:愛情たっぷりのDIYバーで上達間違いなし
今回は、105×27の間柱材(2×4材でもok)を使った木製レッスンバーの作り方をご紹介しました。
手間は少しかかりますが、「費用を抑えつつ、品質には妥協したくない」という方には最高の選択肢だと思います。何より、パパやママが作ってくれたバーで練習すれば、お子様のやる気も倍増すること間違いなしです。
詳細な製作風景や、実際のサイズ感などはYouTube動画でも公開しています。これから作ってみようかな?という方は、ぜひ動画もチェックしてイメージを膨らませてみてください!

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